イギリスではよく議論される内容、
『ミルクインファースト』
カップにミルクを入れてから
紅茶を注ぐのか、その逆か。
先日お客様から質問がありましたので、
実際にやってみました。
短時間で濃く出せるように
茶葉はアッサムCTCを1分30秒で蒸らします。
(イギリスはPGTipsのように
インド、スリランカ、ケニアのブレンドが主流)
低温殺菌牛乳(65℃で30分殺菌)を使います。
▶︎ミルクを先に注ぐ(1枚目)
ミルクの脂肪を分解しないで徐々に混ざり合うため、
さっぱりしますし、紅茶の風味も残ります。
重たいミルクに軽い紅茶を勢いよく注ぐので、
対流が出来るので上手く混ざります。
紅茶の香りもしっかり感じつつ、
ミルクのコクも併せ持ちます。
▶︎紅茶を先に注ぐ(2枚目)
アツアツの紅茶に冷たいミルクを入れるので、
紅茶の温度も下がりますし、
ミルクの脂肪分もビックリしますね。
軽い紅茶に重たいミルクを優しく注ぐので、
対流が起こりにくく、ダラーッと沈むイメージ。
上手く混ざらないように見えます。
紅茶の香りは温度が下がるので、
そんなに感じません。
ミルク感が強い印象です。
どちらが正解か、と言われると、
濃く抽出した紅茶で、
砂糖もミルクも入れて飲むなら、
どちらでも良い
というのが正直な感想でした💂🏻
3枚目写真はイギリスの
コッツウォルズ地方を
旅する途中で入った、
ティールームでの一コマ。
日本で和菓子屋さんに行くとお茶が出るように、
イギリスの田舎だと紅茶が出てくる感じです。
良きティータイムを🫖