デザートを作るうえで欠かせない砂糖。
「甘み」の成分と思ってしまいがちですが、
特にスポンジケーキやパウンドケーキの
『しっとり感』
にも大きな役割を果たしています。
（保存としての役割もあります）
今回のチョコレートギネスケーキも、
昨年のレシピから大幅に砂糖を減らし、
「1個あたり10g以下」に成功しました。
最初は砂糖を減らして通常通り作ると、
水分がなく（砂糖は生地の水分を保持してくれる役割があるので、量が少ないと焼いている間に水分が蒸発して）弾力のある食器スポンジのような食感になってしまいました。
そこで、卵をホイッパー（手）で混ぜていたのを、
ハンドミキサーで空気をたくさん入れるよう
（細かい気泡ができるまで）に混ぜる事で、
砂糖の量が少なくても、ふんわりしっとりとした
食感に近づけることができました。
ただ砂糖を減らすだけでなく、食感や味を大切にして、
より美味しく、カラダに優しいデザートを作っていきます。
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