問題:
鹿肉ロースに合うストレートティーは
①ダージリン(1st 緑茶寄り)
②ダージリン(2nd ほうじ茶寄り)
③ダージリン(オータムナル よりほうじ茶寄り)
④キームン(中国 烏龍茶寄り)
⑤アッサム(インド 濃い渋み)
⑥ディンブラ(スリランカ あっさり)
⑦アールグレイ(柑橘系 フレーバー)
のどれだったでしょうか。
(答えは1番下に)
私たちはしばしば、
提供された一品のドリンクや食事が、
『すでに完璧なモノ』である事を
期待します。
例えば、
「塩気が足りない」、「薄い」
「甘い」、「辛い」と思った時、
それは、
作り手の考えた味付けと
食べる側の理想または味覚に
少しの『差』があるからですね。
薄ければ足せば良いのですが、
濃ければ薄めることはできません。
それが、
この店の味は合う・合わない
の基準の1つになると考えます。
私は
素材本来の味を求めて、
味付けはあえて淡くしています。
ペアリングとは、
『あえて』未完成な
凸凹のドリンクや食事を
テトリスのように組み合わせることで、
お互いの味を際立たせる、
『味覚のマジック』だと考えています。
答え:
鹿肉ロースに1番合ったのは、
③ダージリン(オータムナル)
次いで
①ダージリン(1st)
でした。
上質なダージリン特有のほどよい渋みと、
舌に絡みつくトロミ(甘み)が、
鹿肉の持つ旨み(クセ)を
見事に昇華させてくれました。
②ダージリン(2nd)が合わない理由は、
選んだ茶葉の種類と、
摘まれる季節によるものと推測できます。
春と秋の寒さの中で摘まれる
1stとオータムナル。
対して暖かい時期に摘まれる2ndでは
旨みやトロミ、発酵度合いなどが、
鹿肉の旨みを引き立てるまでには
至らなかったのだと考えました。
※添えのソースで味は変わりますので、
ロースト鹿肉単品でのペアリングです。
牛の霜降りや豚の脂に対しては、
濃い渋みをもつ⑤のアッサムが
サラッと脂を流してくれる役割を持っています。
(当店では紅茶のお茶漬けにて提供)
デザートでは
『オススメの組み合わせ』として
紅茶やハーブティーを載せています。
ご来店の際は、
当店でしか体験できない
凸凹のマリアージュ、
『ペアリング』を試してみては。
新しい楽しみ方を見つけられるかも…。
自然素材本来の優しい味わい
内側から喜ぶカラダへ
【SHALLE TONNE】
@shalletonne
【当日電話○】ランチ①11:30、②12:00、③12:30
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